2025年11月14日
骨髄バンク、献血事業への協力について
去る11/11の高P連第2回評議員会において、配布した資料について掲載します。
これは、滋賀県健康医療福祉部薬務課からの依頼によるものです。
骨髄バンク、献血事業は、ともに若年層の方の協力が重要とされており、皆様に御理解いただくことが何よりも大切です。
1.骨髄バンク事業の現状
令和3年度「移植医療に関する世論調査」では、18 歳~ 29 歳の男女のうち、 骨髄バンクを知っ
ていると答えた人の割合は 5 2% にとどまっています。
また、令和 7 年 8 月末現在、骨髄等提供希望者として、全国で約 5 6 万人の方がドナー登録され
ていますが、いまだ 移植を受けられない患者も多くおられ、 患者の二人に一人程度しか移植が受け
られていないのが現状です 。
このような状況から、今後一人でも多くの患者の骨髄等移植が実現するように、 まずは骨髄バンク
について知ってもらい、 骨髄提供希望者の登録推進を図る必要があります。
2.「語りべ講演会」とは
「語りべ講演会」は、健康を取り戻した移植経験者や、骨髄等を提供したドナー に自らの 体験談 や
いのちの大切さについてお話し いただくもので、 公益財団法人日本骨髄バンクが主体となって実施
されています。
若い時期から骨髄バンクの存在を知り、理解していただくことで、骨髄等移植やドナー登録につい
て考えていただく一助となるよう、普及啓発活動の一環として「語りべ講演会」を実施されていま
す。