2024年09月30日
令和7年度への教育予算充実要望 (報告)
令和6年9月13日(金)、令和7年度に向けての教育予算充実要望のため、連合会の前川久幸会長、鹿城律人副会長、志連正樹副会長、高P連事務局が福永忠克教育長と懇談しました。
重要要望として①充実した図書館活動を行うための図書館整備費の十分な予算配分、②オンライン授業等のICT教育環境の充実(校内Wi-Fi環境の整備・タブレット購入補助・教材購入補助)、③高校教育の充実に必要な教職員(特に正規教員)の増員、④特別教室・体育館等への空調設備の設置、⑤施設老朽化や環境衛生に対する安心・安全な教育環境の確保をお願いし、併せて各単位PTAからの独自要望の早期実現についてもお願いしました。
「充実した図書館活動を行うための図書館整備費の十分な予算配分」については、現在約2,000万円の予算を必要に応じて各校へ配分している。読書センターとしての役割を果たすとともに「司書」の方の有効な活用や活躍に期待したい。
「オンライン授業等、ICT教育の環境整備」については、タブレット購入については保護者の方にご負担をお願いしており有難く思っている。Wi-Fi環境について、つながりにくい箇所等を調査し、改善していきたい。また、教員の使いやすい教材等についても工夫をしていきたい。
「高校教育の充実に必要な教職員の増員」については教員の定年年齢が昨年度から延長されて人数が読みにくい状況にある。また、高校は専門の教科があり、難しい状況であるが、教員採用についての努力を続けていきたい。
「特別教室・体育館等への空調設備の設置」については特別教室等への設置についてはできる限り進めていきたいが、体育館への設置については、その設備上、非常に多額の費用が必要であり、有効な方法がないか現在検討しているところである。
「施設老朽化や環境衛生に対する安全・安心な教育環境の確保」については、各校の事情に応じてできる限りの対応をしていきたい。
県として、各高等学校の特徴を生かした学校運営を期待し、学校内だけでなく、その地域の方々との連携を深くし、地域への貢献を期待しているところ。
保護者の皆様には今後も高校教育へのご理解とご支援をお願いしたい。
以上のようなお話をいただきました。
また、知事部局(秘書課)や県議会、教育総務課、教職員課、幼小中教育課、保健体育課、高校教育課を訪問し、要望書を提出いたしました。